幼稚園に入園する前に知っておきたい事



幼稚園の補助金

 

幼稚園の補助金についてこれからお子さんを私立の幼稚園に通わせようとされている方は入念に調べていた方が良いでしょう。幼稚園の補助金に関してはそれぞれの自治体によってそれぞれの基準があるのでこれが一律の幼稚園の補助金だと言えない所が難しい所です。

 

幼稚園の補助金について調べるためにはそれぞれのお住まいになっている自治体に問い合わせてみるしかないのですが、ある程度決まっていることもありますのでそれについて少しお話ししたいと思います。

 

どこの自治体でも基本的に幼稚園の補助金として就園奨励費は約束されています。また幼稚園というのは二年保育の所と一年保育の所がありますよね。二年保育の場合四才という年齢的でこの幼稚園の補助金を受けられないことがあるのでその点は各自治体に問い合わせてみてください。

 

そしてその就園奨励費ですがその金額は基本的に前年度の収入に左右されます。ですのでこの幼稚園の補助金を受けるためには前年度の源泉徴収表をその幼稚園に提出する必要があります。だいたいどのような場合でもある程度の就園奨励費はもらえるのでその点は安心してください。特に核家族で共働きでないという場合などはかなりの額をもらえます。

 

ですがその幼稚園の補助金を貰ったとしても一年の保育料のすべてが賄われるというわけではありません。特にこの補助金は市町村によって金額に大きな差があるのでその不公平さから色々な議論を引き起こしていたりもします。

 

今日本では急激なスピードで少子高齢化が進んでいると言われています。それは当初言われていたスピードよりもずっと早くなっているそうです。何故このようなことになったのでしょう。

 

その理由の大部分はこの国が子供を産める環境作りをしてこなかったことが上げられます。どこの先進国も少子化には頭を悩ませてきています。近年フランスやイタリアでは少子化対策に関してはきちんとした政策をとってきたので、それぞれの国で飛躍的に出生率が上がってきました。

 

日本は経済対策だけでなく少子化の点でも後手後手に回ったのでまったく状況が改善されていません。こういった幼稚園の補助金のような制度を充実させて子供を生みやすくなるための環境を作るということが少子化のためには一番大切なのです。それなのに国民及び政治家の間にそういう理解が共有されていないのが少子化対策の最大の問題だと言えるでしょう。今からでも遅くないのでこれからの政府にはそういう政策を期待したいものです。